3人の子育てをしていると、若い人からはベテランだと思われる。
ましてや、いい高校、いい大学に子どもが進学すると、子育て上手だと
思われる。
私自身、子どもの頃は勉強も運動もできないレベル低いタイプ。
おとなしいし、存在すら薄い。( ;∀;)
姉は勉強が出来て、運動もそこそこで親戚からは期待の星のように
言われていた。
そんないつも勉強ばかり、本ばかり読んでいた姉とは正反対に私は勉強はそこそこに遊びまくっていた。
当然、成績もよくなく、ただ英語だけが好きで、ひたすら英語を勉強していた。短大の英文科に進み、英語ばかりの勉強をしていたが、
会話はほとんどせず、話せないまま社会人となる。
子育てももちろん、それなりに頑張ってきたけど、いい親ではなかったようだ。
でも反面教師になり、3人それぞれ模索しながら私以上の道を歩み始めている。
そんな子育てを振り返り、これから子育てしようとしている若い方々、
私と同じような子育て終わりの方々に向けて、何かヒントやひらめきが出てくれたら幸いです。私の失敗も何かしら役に立てればいいかと思います。
長女は食が細く、離乳食の時からリンゴとご飯しか口にしなくて、
何をあげても食べてくれなかった。食事の時間になると、何をしていいのか分からなくて苦痛だった。
今の子育てのインスタを見ててびっくり。
皿に茹でた野菜をそのまま置いて、本人に手掴みさせて食べさせていた。子どもは自然とそれを口に運び、ぐちゃぐちゃしながらでも食べるという習慣を身に着けていく。
こんなんでいいんだ!
長女はこうすれば食べるようになっていたかもしれない←当然遅いが、その当時は必死に食べさせていた。
次女は長女と違い、食い意地がはっていたので、何をあげても喜んで食べてくれて助かった。こんなに違うもんだとビックリ。
よかったことは、やはり絵本の読み聞かせだった。
まだ字が読めない頃に毎晩読んでいた絵本を全て暗記していた。
次女の頃は、忙しくてしっかり読み聞かせしたか覚えていないが、
読書は好きな子に育ち、良かったと思っている。
失敗したと思ったのは、高校受験の塾だった。
長女と三女は同じ塾に通った。
どちらもそれぞれが仲の良いお友達が通うので、一緒に行きたいと
他の塾を見ずに決めた。
実際、どこがいいのかなんて全て見るのは不可能だし、
本人がいいと決めたのだからそれでいいと、何も考えずに塾通いがスタートした。
その塾は、いわゆる詰込みの塾で、やっているプリントを持ち帰ると
雪崩がおきるほどにすごい量だった。
勉強をがんばってこなかった私からすると、高校受験ってこんなにもやらないといけないのかと、今の子ども達は大変だなーとただ見守ることしかできなかった。
結果はギリギリで志望校に合格した二人だったが、
どちらも後に心療内科に通うこととなる。
心の問題は決して一つのことが原因ではなく、複数のことで起きるから
これだけではないだろうが、原因の一つに違いないと思う。
成長期の大事な時期、もっと本人に合う勉強の仕方もあったのではないか、
もっといろいろ調べて、違うやり方を探せばよかったのでは?と
今は思う。後悔&反省の出来事だ。
私自身、勉強があまりできなかったから、期待もされず、のほほんと生きてきた。
こんなにも苦労して学んでいる子ども達の気持ちを理解できなかったし、本人が選んだから大丈夫と振り返ることもしなかった。
親のできることってなんだろうなと思う。
世の中のことは、失敗と成功の2つではない。
失敗と思ったことも実は成功だったり、成功と思ったことでも失敗だったりする。
起きてしまったことはもう後戻りできないし、前に進まなければいけないから、失敗と思うことも、学びだったと受け止めよう。
これからもまだまだいろんな体験をして学んでいくのだろうが、
少しでも自分自身成長して、子ども達にもいい影響を与えられる親でいたい。
たくさんの学びをありがとう!!
こんな私を親として選んで生まれてきてくれてありがとう!!
感謝しかない。
よし、今日もがんばるぞー!!