両親の介護と共に始まった実家の貸し出し。
自分がまさか実家を片付けて、リフォームして、貸し出すことをするなんて
ほんの2年前まで想像すらしてなかった。
父が歩けなくなり、母も自分の体がきついのに、父のお世話は無理と施設行きを希望した。
急遽コロナ禍ではあったものの、私の家の近くにある施設に入居が決まる。
バタバタと入居したものの、実家はただのもぬけの殻状態。
今の家から車で30分かかるので、そうそう通うのも無理。
でも、私がしないと誰もしてくれない。やっと重い腰をあげ、実家の片付けを1人もくもくと始める。
施設で使う物、今は使わないけど、来年は使いそうな物は我が家に持ってきて、
あとは売れるもの、廃棄するものと仕分け。
気の遠くなるような作業を毎日続けて半年かかった。( ;∀;)
自分の物なら簡単に処分できるが、やはり親の物を処分する、まだ健在の両親の物を片付けるということは、
なんだか悪いことをしているようにしか思えず、この状態から逃げ出したくなることもしばしばあった。
この作業をしながら、私の時は子ども達3人にこの思いをさせたくないから、早めに片付けしとこうと
学びにもなった。☜実際出来るのかは不明 ( ´∀` )
そもそもなぜ実家を片付けるのか。
それは、もちろん、両親にかかるこれからのお金を生み出すこと。
両親はとてもまじめで、旅行とか遊びもほとんどせずの人生だったが、
これから医療も発達して、自分の想像以上に長生きする。
それにはお金が必要。
私がバンバン稼いであげれたらいいけど、私にも子ども3人いるから、まだまだかかる。
施設代もかかるから、実家を売るか、貸すしか方法がない。
父は売りたくないとのことなので、貸し出すしかない。
それから私が両親に代わって片付けして、リフォームしてという作業をすることに。
全く考えてなく、知識も0という状態からのスタート。
人生100年時代。
私はそんなに長生きしないから大丈夫!!っと思ってても、
誰も自分の寿命は分からない。
親のことを通して、とても人生勉強になっている。
感謝しかない。
さ、今日、今!を生きよう!!